2024.10.07
【米国】USPS、2025年1月の郵便料金値上げを見送り
USPSは、2025年1月に予定していた市場支配的商品の郵便料金値上げを延期すると発表した。USPSは、値上げを延期した理由として、同社の戦略が順調に進んでいることと、インフレ率の低下が予測されることを挙げた。
USPSは、2020年以来、郵便規制委員会(PRC)の認可を得て、ファーストクラスメールの料金を6回にわたって引き上げてきた。直近の値上げは2023年7月に行われ、料金は68セントから73セントに上昇した。
USPSは、今回の市場支配的商品の値上げを延期する一方で、PRCに提出した報告書によると、2025年7月から半年ごとに料金を再度引き上げる計画であることを明らかにしている。この計画は、2027年12月まで継続される予定だ。