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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2024.10.07

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  • ドイツ

【ドイツ】連邦ネットワーク庁、郵便料金大幅改定へ 最大10%以上の値上げも

ドイツ連邦ネットワーク庁は、2024年9月25日、2025年1月1日から2026年12月31日まで適用される上限料金(プライスキャップ)を発表した。新しい郵便法施行後、初めてのプライスキャップ手続きとなる。

郵便料金の改定手続きは2段階で行われる。まず、連邦ネットワーク庁が、ドイツポストがどの程度料金を値上げできるかその範囲(上限料金)を定める。具体的な料金は、その後の料金承認手続きで決定される。

上限料金は、物価上昇率と生産性向上率を基に算出される。今後2年間の想定では、物価上昇率は3.37%、生産性向上率は、個人向け書状とビジネスレター(いわゆるワークシェアリング、郵便事業の一部作業を分担する形態)で共にマイナス7.11%、C2X小包はマイナス3.84%と設定された。これは、個人向け書状の取扱量が大幅に減少すると予測されることや、規制対象サービスに特有の負担が増加するためである。

今回、上限料金の対象となるサービスは、3つに分類(バスケット)された。それぞれの最大値上げ幅は以下の通り。
-個人向け書状が10.48%
-ビジネスレターが10.48%
-C2X小包が7.21%

連邦ネットワーク庁は、最終的な決定を2024年11月中旬に発表する予定である。