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ロイヤルメールは4月3日、オフコムに事業再編計画を提出した。この計画では、配達頻度削減や送達日数延長などの措置により、年間3億ポンドのコスト削減を目指す。

ロイヤルメールは現在、全国一律料金で郵便物を配達するユニバーサルサービスを提供している。しかし、オフコムは1月、このままでは将来的にサービスの維持が困難になると指摘。配達を週3日に削減するなどの選択肢を提示し、同社に再編計画の提出を求めていた。

今回提出された計画では、ファーストクラスレター以外の配達の頻度を週3日に削減し、送達日数を現在の2日以内から3日以内に延長する。これにより、今後1年半～2年で1日当たり最大9,000件の配達を減らし、約1,000人の人員削減が可能になる見込みだ。

さらに、国民からの意見を受け、郵便物に追跡機能を追加するなど、事業のデジタル化も推進していく。

ロイヤルメールは4月2日からファーストクラスレターとセカンドクラスレターの料金を値上げした。値上げはこの2年間で4回目。