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ポステ・イタリアーネは、「Polis」プロジェクトの一環として、郵便局など同社が所有する不動産を活用した、「Spaces for Italy」というコワーキングスペースを提供するという構想を持っている。ポステ・イタリアーネは、同プロジェクトに約1億2,000万ユーロを投資する予定。

Spaces for Italyは、デジタル化されたアクセス可能なネットワークを構築することを目的としており、個人、企業、団体、教育機関、行政機関など、幅広い利用者にワークステーションを提供するもの。ワークステーション、会議スペース、イベント・研修スペースなど、多様な利用シーンに対応しており、2026年までにポステ・イタリアーネが所有する250の施設を改装して、全国ネットワークを構築していく計画。

まず、人口15,000人未満の地方都市に2か所のコワーキングスペースを開設する。その後、6月までに30か所、年末までに80か所に拡大していく予定。また、小規模自治体への展開と並行して、ミラノなどの大都市にもコワーキングスペースを開設していく。