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10月2日、サウジアラビアのリヤドで開催されている万国郵便連合（UPU）の第4回臨時大会議で、民間セクターの企業を含む、より広範な郵便セクター関係者（WPSP）と、UPUとの関係を拡大・正式化するための一連の提案が承認された。
 
10月1日から5日まで開催されるこの会議は、UPU加盟192か国による全権委員会議で、「国際郵便サービスの持続可能な未来の確保」「より広範な郵便セクター関係者へのUPUの開放」「気候変動対策」「金融サービス」を目的とした重要な提案が決定されることになっている。
 
主な決定内容は以下のとおり。
◇より広範な郵便セクター関係者へのUPUの開放
・UPUの制度的枠組みの改正（UPUの諮問委員会の役割の明確化等）
・UPUのサービスのWPSPへの開放（WPSPとの郵便金融ネットワークの相互運用性の確立等）
◇気候変動対策
・「グリーン・パッケージ」の採択（温室効果ガス排出削減のための自主的な段階的アプローチ）
・気候ファシリティ（Climate Facility）の創設
◇金融サービス
・郵便決済業務に関する法的枠組みの改善
・諮問機関としてのナレッジセンターの設立