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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2023.07.07

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  • ニュージーランド

【ニュージーランド】ニュージーランドポスト、5年以内に約750人を削減へ

ニュージーランドポスト(以下、NZポスト)は6月27日、5年以内に約750人の正社員を削減することを検討していると示唆した。これは、従業員数4,500人(非正規社員を含む)の約16%に相当する。

削減の理由は、国民のコミュニケーション手法が変化したことにより、郵便物数が大幅に減少したため。20年前は、年間10億通以上の郵便物を配達していたが、現在は約2億2000万通に激減し、2028年には約1億2000万通に減少すると予測されている。このため、NZポストは今、商業的に持続可能な郵便配達モデルに移行する必要があると指摘した。

NZポストは、過去10年間にもいくつかの改革を行ってきた。
*都市部での郵便配達を週6回から週3回に縮小
*配達局の統合、区分局の統合と自動化の推進
*2023年7月1日から郵便料金を1.70ドルから2ドルに値上げ

NZポストのデビッド・ウォルシュ最高経営責任者(CEO)は「5年後の郵便配達のあり方は大きく変わっているだろう。将来の労働力の規模や形態は現在と同じではない。持続可能な郵便サービスを確保するためには、業務改革とコスト削減を継続的に行い、適切な価格を設定する必要がある」と語った。