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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2023.03.17

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  • オーストラリア

【オーストラリア】豪政府、将来の郵便サービスの在り方についての意見募集を実施

将来のオーストラリア・ポストの在り方に関する再考の一環として、書状配達サービスの価格と配達頻度は間もなく変更される可能性がある。
オーストラリア・ポストは、今後10年以内にオーストラリアの一般世帯が受け取る書状は週あたり1通まで減ると予想。これを受け、オーストラリア政府は、郵便サービスの将来がどうなるかについての意見募集を行うことで世論を探ろうとしている。
オーストラリア・ポストは、2022年上半期(7~12月)に書状事業による売上高が1億8,970万オーストラリア・ドルの赤字となり、また、2022/23年度の売上高が2015年以来の赤字となる見通しを発表した。
3月2日に発表された討議資料は、将来の書状配達サービスに対する需要の低下とコスト増に対応するため、同サービスの価格を引き上げる必要がある可能性が高いことを示唆した。
この討議資料は、現在の郵便規制枠組み(書状の送達日数達成基準を含む)は柔軟性に欠けると指摘している。
また、政府は、補助金が支給されているコンセッションカード(年金生活者などの低所得者に政府が発行する割引カード)の保有者向け郵便の価格設定を維持しながら、オーストラリア・ポストがサービス提供に係る実際の費用を回収するのを支援できるよう、書状の価格設定を変更するべきかどうかについて、一般の意見を求めるとしている。