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物流ワールドニュース

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2022.08.02

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  • 米国

【米国】FedEx、日曜配達を縮小へ

FedExは、7月21日、米国内の遠隔地域の日曜配達を縮小すると発表した。
FedExグラウンドは、ルーラル地域、人口が少ない地域でのサービスを縮小し、サービスがカバーする範囲を人口の95%から約80%にまでに縮小する。とくに人口の少ない特定のルーラル地域では、日曜配達を中止する。
背景には、新型コロナウイルスの流行によって促されたEコマースの急拡大が終わりつつあることがある。
FedExグラウンドの荷物配達を受託している6,000社ほどの小規模事業者からは、燃料、賃金、車両費用等のコスト上昇で損失が出ていると不満が出ていた。
FedExは2020年に、新型コロナウイルスの流行で一般家庭への配達が増えたことに対応するため、日曜配達の展開を加速。FedExグラウンドが2020年8月終了の四半期に扱った荷物量は、33%増加したが、直近の四半期では、同部門の荷物量は6.2%減少していた。
ライバルのUPSは、ほとんどの日曜配達を郵便事業体のUSPSに委託している。