2022.08.02
【米国】USPS、RG・PSG商品のサービス基準を引き上げ
米国郵便庁(USPS)は6月23日、小包サービスの「リテール・グラウンド(RG)」「パーセル・セレクト・グラウンド(PSG)」のサービス基準を8月1日から引き上げると発表した。
米国本土内でのRGとPSGのサービス基準は、料金据え置きで、これまでの2~8日配達から2~5日配達に短縮される。
RGは、ファーストクラスメールで郵送する必要のない小包、厚手の封筒、チューブ(最大重量70ポンド)を地上配送する商品で、個人顧客のみ利用可能。PSGはRG同様の安価な地上配送サービスで、商業荷主を対象としている。
USPSは今回、米国本土内におけるRG、PSGのサービス基準を現在のファーストクラス・パッケージ・サービス(FCPS)のサービス基準と一致させることになるが、これらの郵便物をFCPSの小包と一緒に処理することで、カスタマーサービスが向上し、USPSの小包処理、地上配送ネットワークの一層の最適化を図る。