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ロイヤルメールは、環境への影響を最小限に抑えるための取り組みの一環として、「科学的根拠に基づく目標（SBTi）」に署名した。
SBTiは、ロイヤルメールが、2040年までに温室効果ガスを正味ゼロ排出にするという目標を達成するための、確固たる証拠に裏付けられた道筋を設定するのに役立つ。
ロイヤルメールは6月、同社が当初の目標より10年早い2040年までにネットゼロを達成するためにどのように取り組むかを示す、新しい野心的な環境計画を開始した。
この「ゼロへのステップ」計画を通じて、ロイヤルメールは、2020-21年度の基準年から、スコープ1（直接排出量）およびスコープ2（間接排出量）の温室効果ガスの絶対排出量を2025-26年度までに25％削減し、スコープ3（取引先の排出量）の排出量を2030年までに25％削減することを約束した。
また同社は、小包1個あたりの平均排出量を、現在の205g二酸化炭素換算（CO2e）から50g CO2eに削減するという長期目標を設定している。