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ドイツポストは、欧州31か国（EU加盟国、英国、EFTA加盟国を含む）を対象とした郵便料金の比較調査を実施した。その結果、ドイツポストが2022年１月に郵便料金の値上げを実施したにもかかわらず、ドイツは他の欧州諸国と比べて、書状を送るのに非常に安価であることが判明した。
人件費、購買力、インフレ、労働時間といった経済的要因を考慮した実質上の郵便料金の比較では、ドイツは、欧州で最も安い部類に入ることが分かった。前年の調査以来、16か国が国内書状料金の値上げを実施しており、欧州平均は1.25ユーロで、ドイツはこれよりも40セント安い、0.85ユーロ（20g以内の国内書状の場合）だった。
欧州域内宛ての国際郵便料金を見ると、2021年に15か国が値上げを実施。ドイツは、欧州平均（1.89ユーロ）を下回る1.10ユーロだった。
インフレ調整後の書状の料金は、2012-2021年間に欧州平均で85.21％の値上げとなっているが、ドイツは31.4％の上昇にとどまった。