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スペインの郵便事業体コレオスは、金融包摂の推進を目的として、スペイン銀行協会（AEB）、スペイン貯蓄銀行連合会（CECA）、全国信用協同組合連合会（UNACC）と提携した。
スペインでは、金融機関へのアクセスが困難な地域、とりわけ現金引き出しに支障が出ている地域が存在する。このことを踏まえ、3団体はコレオスと提携し、コレオスの郵便局ネットワークを利用して、この地域に住む住民に金融サービスへのアクセスを提供する。
コレオスは、2,389か所のマルチサービス郵便局と5,909か所の地方サービス・ポイントを有しており、このうち4,675か所のアクセス・ポイントでは「コレオス・キャッシュ」と呼ばれる預金預け入れや現金引き出し、送金といった金融サービスを提供している。
現在、コレオスと提携している金融機関は、メディオラヌム銀行、トリオドス銀行、EVO銀行、BancoFar、サンタンデール銀行、イベルカハ銀行6社。