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物流ワールドニュース

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2022.06.02

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  • 米国

【米国】USPS、郵便処理施設の閉鎖や転用を進める方針

ルイス・デジョイUSPS総裁は、全米郵便フォーラムにおいて、今後数年をかけて大都市圏の郵便処理施設と配達ユニット(配達員が宅配する郵便物を受け取る最終仕分け場所)の数を大幅に減らす一方で、休眠中の施設の再開や既存敷地の転用を進めていく方針について具体的に言及した。


これにより、USPSの配達ネットワークが標準化され、より正確かつ効率的な郵便物の仕分け・配達が可能になると述べた。デジョイ氏は、過去には、設備改善プロジェクトに400億ドルを投資することを約束していた。

USPSは現在、一部の大都市で8か所の処理施設と80の配達ユニットを有しているが、USPS経営陣は、これらの施設を「標準化されたプロセス」によって、より効率的に活用できる1つの近代的な施設に統合できるとの見方を示しており、従来よりも広いスペース、ドック、コンベアなどを備える10か所の仕分け・配達センターが、80の配達ユニットに取って代わることができるとしている。

デジョイ氏は、これらの変更はあくまで配達ネットワークの効率化が目的で、人員削減を意図したものではないと説明している。