2022.03.22
【英国】郵便局会社、バウチャー制度を介してエネルギー貧困層を支援
英国の郵便局会社は、1月26日、ペイアウト・バウチャー・サービスを介して、脆弱な層に「Warm House割引」を提供することを発表した。英国では、4月1日から家庭のエネルギー料金が大幅に値上げされる。5人に1人以上の消費者がエネルギー貧困に陥る可能性があると予想されている。
全国で11,500の支店網を持つ郵便局会社は、エネルギー貧困層に対し、1回限りの「Warm House割引」を提供する。同サービスは、テキストや電子メール、郵便によってバーコード付きのバウチャーが送付され、顧客は郵便局員にバーコードを提示することでバウチャーと引き換えることができる。バウチャーを持つ顧客には、ガス・カードまたは電気料金の前払いシステムにクレジットが加算される。「Warm House割引」の対象となる顧客は、2022年10月から2023年3月までのエネルギー料金に対して140ポンドのクレジットを受け取ることができる。