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ドイツポストDHLは、電気自動車を製造する子会社「ストリートスクーター（StreetScooter）」の売却先が決定したと発表した。ルクセンブルクに本拠を置くオーディン・オートモーティブ（Odin Automotive）がストリートスクーター株式の100％を取得し、完全に経営権を握ることになった。

ドイツポストDHLは2014年にアーヘン工科大学が設立した電気自動車メーカーだったストリートスクーターを買収し、自社用の配達車両の製造を開始したが、近年は赤字が膨らみ、また、本社の「自動車メーカーを長期的に保有する意向はない」との方針から売却先を探していた。