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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2021.10.12

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  • 米国

【米国】USPS、10月から新しいファーストクラス・メールのサービス基準導入

USPSは10月1日よりファーストクラス・メールの新しいサービス基準を導入した。新しいサービス基準では、ファーストクラス・メールは従来の1~2営業日以内から3~5営業日以内の配達に変更される。また、ファーストクラス・パッケージはこれまでの2~3営業日以内から今後は4~5営業日以内の配達になる。

これはルイス・デジョイUSPS総裁がUSPSの業務効率化や財政改善のために提案した10年戦略「Delivering for America」の一環であり、郵便局の営業時間短縮、郵便料金値上げなども含まれている。

USPSはファーストクラス・メールの減少傾向が続き、財政が厳しい状況で、高いサービス基準を満たすのに苦労しており、サービス基準変更もコスト削減の1つ。航空輸送を減らし、陸送を増やそうとしている。

USPSは8月29日にファーストクラス切手を55セントから58セントに値上げしたばかり。2021年10月3日~12月26日までの繁忙期にはプライオリティメール、プライオリティメール・エクスプレス、ファーストクラス・パッケージの料金を期間限定でさらに25セント~5ドル引き上げることも予定している。