物流ワールドニュース

仏ラ・ポスト傘下の宅配大手DPDは、ドイツで配達用無人電気自動車の本格的な実験を開始した。

この自律走行車「ファン・アシスト（Van Assist）」の実験には、複数の大学やテクノロジー企業が参画している。

実験車両は配送拠点から配達区域まで自律走行して、都合のいい場所で配達員と合流する。配達員が小包を配達している間に、実験車両は次の停車地に向かい、常に先回りして配達員を待つ。もしも予定していた停車地に停車できない場合は、スマートフォンのアプリを通じて、配達員に代わりの待ち合わせ場所を伝える。

これまでのところ、ファン・アシストの実験は大学構内の実験用スペースで行われており、次段階では、路上での実証実験が予定されている。