2021.10.12
【ドイツ】ドイツテレコム、「De-Mail」の提供を2022年8月末で終了
ドイツテレコムは法人客および公共事業体向けの電子メールサービス「De-Mail」を2022年8月末に終了する。同サービスは十分な数の利用者・顧客を一度も獲得することができず、ドイツテレコムは何億ユーロもの赤字を出してきた。
De-Mailは、連邦政府が提唱し、ドイツテレコムの法人サービス部門であるT-Systemsが中心となり開発を進め、2009年から試験運用を開始し、2010年に本格導入された。ドイツポストは独自の電子メールサービス「E-ポストブリーフ(E-Postbrief)」を2010年7月より提供しており、De-Mailの提供には積極的ではなかった。