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UPUは、第27回万国郵便大会議で、新しい到着料制度を採択した。UPUの到着料制度の合理化・現代化・統合への大きな前進となった。

新しい「統合到着料制度（IRS）は、2022～2025年のアビジャン・ワーク・サイクルの期間内に実施される。

同時に「統合到着料計画（IRP）」の更新版が発表された。IRPはもともとイスタンブール・ワーク・サイクルの初期に案出されたもので、IRSの提案を行うための戦略的な方向性と行程表を示している。

更新版IRPに盛り込まれた作業は2022～2025年に実行され、その結果を踏まえて、2026～2030年に実施される完全なIRSの提案が、2025年に開催される第28回郵便大会議（ドバイ）に提出される。

新しいIRSは、2019年の第3回臨時大会議（ジュネーブ）での画期的な決定に基づいており、具体的には小形包装物の到着料を見直し、一定の制限・条件の範囲内の料率の自己申告制を導入するというもの。IRSの規定と料率は2022年1月に発効される。