2021.07.01
【米国】USPS、ファーストクラスメール送達日数基準変更で効率性・信頼性を向上
米国郵便庁(USPS)は6月9日、郵便規制委員会(PRC)に対して、2022年第1四半期に実施予定のファーストクラスメールの配達基準変更で、送達日数が伸びるのはファーストクラスメールの約40%と説明した。
USPSはファーストクラスメールの送達日数基準を従来の1~3日から、4日あるいは5日に伸ばすことで、コスト削減と、より一貫したサービスレベルを実現したいとしている。
また、USPSは輸送手段を空輸から陸送に転換することも検討している。空輸のキャパシティは2020年度に80%減少したが、USPSの地上配送網のキャパシティは42%しか使われておらず、まだ十分余裕があるという。
なお、USPSは今回の計画について、現在の週6日の書状配達、週7日の小包配達は維持するとしている。