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国営郵便事業体チェコ・ポストは、ユニバーサルサービスを提供する新しい国営会社と商業サービスを行う部門とに分離されることになった。分離手続きは2023年に完了する予定だ。この事業分離によって、チェコ・ポストの競争力は強化されるという。

商業サービス部門は、その利益で赤字サービスを補填する必要がなくなる。分離によって郵便局の閉鎖や人員削減、一部事業の民営化が行われることはないとチェコ政府は説明した。

チェコ・ポストは、国から交付された事業免許に従って、全国で郵便局を最低3,200局運営するよう義務付けられており、その補償金として最大15億チェコ・コルナを請求できる。

チェコ・ポストと内務省は今年、事業分離に向けた戦略を立案し、2022年までに法改正を行う予定だ。