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物流ワールドニュース

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2021.04.09

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  • ドイツ

【ドイツ】ヘルメス・ドイツ、隣人の小包を預かった人に報酬を払う実験を中止

宅配事業者大手ヘルメス・ドイツは、2020年3月から行ってきた隣人の荷物を預かるサービス「パケットフックス(PaketFuxx)」の実験を中止することにした。

パケットフックスは、小包受取所として登録した人が留守の隣人の代わりに小包を預かり、1個あたり0.30ユーロの手数料を得るというもの。ヘルメスはこのサービスをニュルンベルクで開始し、当初の反応がよかったことから、ベルリン、ライプチヒ、ドレスデンにサービスを拡大する予定だった。

だが、同社は2021年3月末をもってプロジェクトを終了することに決めた。「実験の結果、金銭的報酬を伴う小包預かりは、隣人には適していないことがわかった」と説明。また、新型コロナの流行により、テレワークをする人が増え、自宅で荷物を受け取れるようになったことも、このサービスの妥当性に大きな影響を与えたという。