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2021.03.31

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  • ドイツ

【ドイツ】ドイツポストなど4社、ハンブルクのマイクロデポを共同利用

ドイツポストDHL、ヘルメス、UPS、スーパーマーケットチェーンのレーベの4社が、ハンブルク市に新設されたマイクロデポ(超小型配送拠点)をカーゴバイク(運搬用自転車)によるラストマイル配達の拠点として共同利用し、都市部の交通混雑緩和と温室効果ガス削減を目指すことになった。

マイクロデポは、連邦交通デジタルインフラ省が約2,050万ユーロを出資する「ハンブルク市交通デジタル化実証実験」の11プロジェクトの1つとして実施される。マイクロデポはハンブルク高架鉄道が運営する。同社は交通・環境問題の解消に加え、旅客運送と物品運送の相乗効果にも期待している。

4社は各自の配達車両でマイクロデポに配送物を運び入れ、仕分けをし、各自のカーゴバイクで受取人に配達する。現状では、ラストマイル配達を1社に集約して行う計画はない。
マイクロデポの共同利用はドルトムントでも行われているが、こちらのプロジェクトにはEUが出資しており、UPS、DPD、GLS、アマゾン・ロジスティクスが参加している。