2021.03.31
【スイス】スイス・ポスト、配達日数削減を示唆
スイス・ポストはコスト削減のため配達日数を削減する可能性を示唆した。また、郵便料金の値上げや郵便局数の削減、送達日数の延長を実施する可能性もあるという。これらの変更は連邦通信省通信局(OFCOM)が検討しているもので、2025年から実施される可能性がある。
OFCOMは2025年にはこれまでになく大量の小包が流通する一方で、書状数が大幅に減少するほか、郵便局窓口での払い込みなども減るとみている。配達日数削減などのサービス変更を行うことによって、スイス・ポストは年間最大9,000万スイス・フランを節約できる可能性があるとしている。
これに対し、スイス・ポストは書状配達を1日おきに減らす案は検討しているものの、少なくとも2024年までは変更しないと断言している。