2020.10.13
【米国】USPSのデジタル郵便「Informed Delivery」に広告サービス機能を追加
米国郵便庁(USPS)は、デジタル郵便サービス「Informed Delivery」に広告・マーケティング機能を追加するテストを開始した。このテスト期間中、USPSを使って商品を発送する企業は、受取人側がInformed Deliveryに登録している場合、荷物に関連するデジタル情報(広告)を提供することが可能となる。
受取人がInformed Deliveryでその日に配達される郵便物の確認用電子メールを開くと、郵便物の画像と追跡番号が表示されるだけでなく、リンクをクリックすると企業のブランドや荷物の中身に関連する情報にアクセスできる。新機能は手紙、小包のいずれを発送する場合でも利用できる。USPSは、テストの結果が良ければ、この新機能を全国に拡大し、全ての荷送人に提供するとしている。
USPSは、2017年からInformed Deliveryを全国展開しており、2020年9月には、登録者数が3000万超に達した。