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フィンランドの郵便事業体ポスティは、同社の在宅介護子会社ポスティ・コティパルヴェルトの全株式を在宅介護専門会社ステラ・ケアに売却することで合意した。ポスティは今回の子会社売却を「本業に注力する戦略に沿った決定」と説明。特に、今後は小包・Eコマース・物流事業を伸ばしたいとの意向を示した。

ポスティ・コティパルヴェルトは介護従事者約700人を雇用し、在宅介護や個人向け生活支援サービスを全国で幅広く展開している。一方のステラ・ケアはフィンランドの配食サービス大手ステラ・グループの子会社で、在宅介護や個人向け生活支援サービスの専門職約1,300人を雇用している。今回の取引に伴い、ポスティ・グループはステラ・ケアの少数株主となる。

またポスティは、傘下のロシアの物流子会社イテラ・ロシアをカナダの投資会社フェアモント・キャピタルに売却し、ロシア事業からの撤退を検討しているという。