2020.09.03
【イスラエル】イスラエル・ポストの民営化検討、株式20%を売却へ
イスラエル政府は、国営イスラエル・ポストの株式20%を外国の投資家に売却することについて検討を開始した。
計画の第1段階では、2021年6月に株式20%を売却し、2億5,000万シェケル(7,300万ドル)を調達する。第2段階の2022年には新規株式公開(IPO)を行い、さらに株式20%を売却する計画だ。株式売却で得た利益の大部分は、イスラエル・ポストに再投資され、Eコマースや金融サービス、ロジスティクスの分野の強化に使われるという。
経営破綻寸前だったイスラエル・ポストは、2015年に抜本的な事業改革を行うことで、昨年黒字化を達成した。