2020.08.04
【米国】ウーバー、宅配ポストメイツ買収で合意
米国でフードデリバリー市場の統合が進んでいる。米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは7月6日、フードデリバリー大手ポストメイツを約26億5000万ドルで買収することで合意した。ウーバーは、この合併で、同社のフードデリバリー部門であるウーバー・イーツを強化し、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた本業のライドシェア事業の赤字を相殺することを目指している。
ポストメイツは2011年創業で、食料品配達サービスの草分け的存在。近年は、ウーバー・イーツやドアダッシュ、グラブハブなどの競合他社との競争が激化し、苦戦を強いられていた。合併後、ポストメイツは、ウーバー・イーツに吸収される。