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自動運転トラックのスタートアップTuSimple（トゥシンプル）は、7月1日、米宅配大手UPS、投資会社バークシャー・ハサウェイ傘下の物流子会社マクレーンとともに、自動運転トラックによる貨物輸送ネットワークの運用を開始した。トゥシンプルとUPSは2019年5月にアリゾナ州ツーソンとフェニックスを結ぶルートで自動運転トラックの試験サービスを開始していた。

3社は、2021年にはアリゾナ州やテキサス州など米南西部の主要都市を結ぶ幹線道路にサービスを拡大し、2023年にはカリフォルニア州ロサンゼルスとフロリダ州ジャクソンビル間でのサービスを提供開始する計画だ。さらに、2024年までに自動運転トラックによる貨物輸送サービスの全米展開が可能となるよう、連邦政府に法制度の整備を望んでいる。