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米国郵便庁（USPS）の経営委員会は5月6日、共和党の大口献金者として知られる実業家のルイス・デジョイ氏が次期USPS総裁に就任することを承認した。デジョイ氏はUSPS総裁に6月15日に就任する見通しだ。

今回の人事は、トランプ氏が長年批判してきたUSPSを率いる立場に自身の盟友を配置するもので、トランプ大統領は、この関係を足がかりとして、USPSがアマゾンなどのネット通販企業や郵便労組との契約条件の再交渉をこれまで以上に要求していくことが予想される。

USPS経営委員会は、副委員長だった民主党のデビッド・ウィリアムズ氏が先ごろ辞任し、同委員会は共和党委員3人、民主党委員1人という構成となり、トランプ大統領の影響力が増すことが予想される。