2020.05.13
【カナダ】カナダ・ポスト、新型コロナ危機を受け営業内容を変更
カナダ・ポストは新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、戸口配達の手順を変更するなどの対策をとっている。同社は3月23日、今後は「玄関ドアをノックするか呼び鈴を鳴らし、安全な場所を見つけて小包を置き、立ち去る」方法をとると発表した。
また、年齢証明や身分証明、あるいは関税支払いが必要な荷物は、配送拠点から郵便局へ直接送られ、顧客には、荷物が郵便局に届いたことを知らせる連絡票が届けられる。
郵便局の営業については、多くの郵便局が通常日より開局時間を1時間遅らせ、閉局時間を1時間早めて、局員が清掃と物品補充の時間をとれるようにする。また毎日、開局直後の1時間は、高齢者や免疫不全の人々を優先する。また、郵便局内では2メートルの社会的距離をとるよう求めているほか、場所が狭い場合は、一度に入れる顧客の数を制限する。郵便局では今後も現金の支払いを受け付けるが、キャッシュレス決済の利用を推奨する。