2020.05.13
【ドイツ】ドイツの宅配事業者、非接触配達を相次ぎ導入
ドイツの郵便・宅配事業者の多くが、配達員が新型コロナウイルスに感染することを防ぐため、配達人と顧客が接触することなく荷物を届けることができる新しい配送方法として「非接触配達サービス」を開始している。
ドイツポストDHLは、郵便物を受け渡しする際に受取人の署名を不要としている。濃厚接触を回避するため、受取人に署名をもらう代わりに、配達員が自分で署名して、配達完了の記録とする。また、顧客に対し、非対面受取の「置き配」や宅配ロッカーの利用を奨励している。
同様に、仏ラ・ポストの子会社DPDや英ロイヤルメール傘下のGLSも、配達時の署名を不要とするとともに、荷物の受け取りに置き配を選択するよう、顧客に勧めている。