物流ワールドニュース

米宅配大手UPSは2020年1月29日、英国の電気自動車開発を行うスタートアップ企業アライバルから電気自動車1万台を購入すると発表した。UPSとアライバルは昨年、ロンドンとパリで電気自動車のトライアルを実施することで合意しており、UPS施設内での自動運転車両の運用についても協力する。

UPSはまた、今後6か月間にわたってアリゾナ州フェニックスで、アルファベット傘下のウェイモの自動運転車をテストする計画も明らかにした。ウェイモの自動運転ミニバンは、今年2月よりUPSストアから同社仕分け施設までの輸送を開始する。今回のテストでは、自動運転車を使った配送の効率性やカスタマーサービスの向上を調査する。