2020.01.21
【米国】USPS、5か年ビジネスプランを発表
米国郵便庁(USPS)は1月15日、「2020-2024ビジネスプラン」を発表した。米国経済・社会に不可欠なUSPSの存続には、改善されたビジネスモデルが必要であるとの認識の下、具体的な目標として、「世界一流のサービスおよび顧客体験の提供」「より迅速なイノベーションによる価値の提供」「未来のプラットフォームへの投資」「財政的持続可能性を達成するために必要な法規制の変更」等を挙げた。
メーガン・ブレナン総裁およびUSPS経営委員会は、プライスキャップ、週6日の配達義務、将来退職者の医療手当基金積立などUSPSに課されている法令上の様々な義務が、USPSの改革を妨げていると指摘し、最終的にUSPSのビジネスモデルの輪郭を定めるのは連邦議会だと主張している。