2020.01.21
【米国】USPS、顧客体験改善のためグーグル・クラウドと契約
USPSは2019年12月12日、顧客体験改善のためグーグル・クラウドと契約を締結したと発表した。年間8,000万件に達するカスタマーセンターへの問合せ電話の待ち時間短縮などにグーグル・クラウドの技術を活用する。11月には、USPSはパスポート取得に関する問い合わせへの応対にグーグル・クラウドを使う初めてのパイロット・プログラムを実施していた。
USPSは、グーグルのインターフェース・ツール「Dialogflow」を使って、顧客の問い合わせに迅速に応答できる人工知能(AI)チャットボットを作成。顧客は、電話、ウェブサイト、テキストメッセージからチャットボットにアクセスできるようになり、将来的には、顧客がZIPコード、最寄りの郵便局、高額な物品の発送方法、荷物の配送状況などを検索することも可能になると見込まれている。