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会員制卸売大手のコストコは、食品配達サービスのインスタカートと提携し、会員向けに処方薬の宅配サービスのテストを実施している。パイロット・プログラムはカリフォルニア州とワシントン州で行われており、コストコ会員の自宅もしくは勤務地に処方薬を無料で配達する。

米国の医薬品市場は、現在、3000億ドル超の規模で、今後も成長が見込まれている。アマゾンや世界最大の小売りチェーンのウォルマートが既に処方薬の宅配サービスを開始しているが、ドラックストア大手のCVSヘルスとウォルグリーンも参入機会を狙っている。