2019.11.19
【米国】USPS、AI技術を活用して郵便事業を効率化
米国郵便庁(USPS)は、年間60億個の小包を配送しているが、小包配送作業をより効率的に行うため、人工知能(AI)の導入を検討している。
USPSと米半導体大手NVIDIAは11月5日、郵便事業へのAI技術の導入で提携した。USPSによると、NVIDIAのディープラーニング技術を活用することで小包データをこれまでの10倍以上のスピードで処理できるようになる。USPSとNVIDIAのエンジニアリングチームは、過去数か月をかけて、小包の配送ラベルを迅速・正確に読み取るためのAIモデルを開発してきた。2020年春の本格運用を予定している。