2019.10.08
【米国】ウーバー、フレイト事業を強化
米配車サービス大手のウーバーテクノロジーズは、2017年に配車サービスの貨物輸送版として立ち上げた「ウーバーフレイト」事業の強化を図っている。フレイト事業の本拠となるオフィスをシカゴに開設し、向こう3年間で6億ドルを投資し、2万人を採用する計画だ。
ウーバーフレイトは、スマートフォンのアプリを使って、荷主とトラックドライバーをマッチングするプラットフォーム。ドライバーは、荷物の種類や目的地、輸送距離、配送期限、料金などをスマートフォンの画面で一覧し、条件が合うものを見つけたら、画面をタップするだけで業務依頼を受けることができる。業務が完了したらすぐに支払いを受けられる。
同社はフレイト事業の業績を単独で公表していないが、ウーバーフレイトと電動自転車・キックボードを合わせた売上高が2019年4-6月期に1億9,500万ドルを超えた。米国で既に48州を結ぶネットワークを形成しており、欧州ではオランダとドイツに進出している。