2019.10.08
【米国】UPS、自動運転トラック開発ベンチャーに出資
米物流大手UPSのベンチャーキャピタル部門のUPSベンチャーズは、自動運転トラックを開発するスタートアップ、トゥシンプルの少数株を取得した。UPSは自社の貨物輸送ネットワークに自動運転トラックを本格導入することを計画している。
今年3月には、UPSとトゥシンプルはアリゾナ州フェニックス~トゥーソン間で「レベル4」の自動運転トラックのテストを開始しており、今後、米国西部へ輸送ルートを増やしていく方針だ。
トゥシンプルは今年、米国郵便庁(USPS)とも自動運転トラックのテストを実施。2週間にわたって、フェニックス~ダラス間で郵便物の輸送を行った。トゥシンプルは、2020年末~2021年頃に自動運転トラックの本格的な商業化を目指している。