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ネット通販大手ザランドとポストノルド・デンマークは今年7月よりコペンハーゲンと第2の都市オーフスの住宅街で、オンライン通販で購入した商品をご近所さんに代理で受け取り保管してもらうサービスの実証実験を実施している。

「ディン・ネイボ（Din Nabo）：ご近所さん」と呼ばれる代理受取人は、自宅にいることの多い主婦やビジネスオーナー、在宅ワーカー、リタイア層を想定しており、返品受付サービスにも対応する。「ディン・ネイボ」には小額の報酬が支払われる。

ユーザはザランドのウェブサイトで、レジ精算時に希望の「ディン・ネイボ」を指定する。指定した「ディン・ネイボ」の元に荷物が配達されると、EメールやSMSでその旨が通知され、希望する時間に引き取りに行くことができる。こうした「ディン・ネイボ」が50か所設置されており、実験は10月末まで続けられる。