2018.10.10
【フランス】フランス政府、大規模公的金融センター創設を可能にする改正法案を議会に提出
フランス政府は、「企業の成長・変革のための行動計画に関する法案」(通称:PACTE法案)の一環として、複数の公的金融機関の力を集約する大きな公的金融センターの創設を可能にする改正法案を議会に提出した。
この法案では、ラ・ポストを通じて、地域の結束を強め、地域格差をなくし、デジタル化や介護支援のようなサービスをあらゆる人々に提供することも目指している。
この法案は、一般的な利益をもたらす大規模な公的金融センター創設を促すとともに、ポスト銀行(ラ・ポスト子会社)や公的金融機関「預金供託金庫(CDC)」および公的投資銀行(Bpifrance)の持つスキルを組み合わせたり、金融機関同士の協力や提携関係を強化したりすることで、地方の自治体や企業、個人のニーズに合わせて、銀行サービスを提供することを可能にする。
(La Poste 2018年8月31日等)