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物流ワールドニュース

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2018.07.24

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  • ドイツ

【ドイツ】ドイツポストDHL、「PeP」部門の不振でゲルデス取締役が引責辞任

 ドイツポストDHLは6月12日、「郵便・Eコマース・小包(Post-eCommerce-Parcel:PeP)」部門の経営不振の責任を取ってユルゲン・ゲルデス取締役が引責辞任したと発表した。
 ゲルデス氏は今年4月、10年にわたり率いてきたに、PeP部門から異動し、新たに設置された「コーポレート・インキュベーション(Corporate Incubations)」部門(電動配達車ストリートスクーターの製造プロジェクト等を行う)の担当取締役に就任していた。
(Deutsche Post DHL 2018年6月12日等)
 
(ひと言)
 「コーポレート・インキュベーション」部門の新しい担当取締役には、トマス・オージルビー人事担当取締役が就任する。
 「PeP」部門は現在、フランク・アペルCEOが暫定的に率いている。
 アペルCEOによると、「コーポレート・インキュベーション」部門のストリートスクーター事業について、「将来的に、当社は自動車メーカーになるつもりはない。ストリートスクーター事業の今後については、新規株式公開(IPO)を行うとか、戦略的投資家への株式売却、もしくは提携など、選択肢はいろいろある」としながらも、「少なくとも今後2年間、ストリートスクーターの生産は、当社が行う」という。