2018.05.30
【ノルウェー】ノルウェー・ポスト、郵便受箱からの書状・小包差出サービスを開始
ノルウェー・ポストは、個人客が自宅の郵便受箱を使って小包・書状を差出できるようにするサービスを開始する。
自宅の郵便受箱から差出できるのは、デジタル・スタンプを使った2kg未満の郵便物で、これらの郵便物の取集は、郵便配達員が通常の配達業務の一環として行う。
ノルウェー・ポストのトーネ・ヴィッレCEOは、「新サービスの目的は、消費者の日常生活を簡素化することだ」と述べ、実証実験の参加者からは非常に好評だったことを明らかにした。
(Posten HP 2018年4月16日等)
(ひと言)
新サービス「自宅の郵便受箱から差出(Sende fraegen postkasse)」は、個人・企業がオンラインで集荷依頼登録した小包・書状を、その翌日に郵便配達員が郵便受箱から集荷するもの。小包に専用コード番号を書いて郵便受箱に入れ、郵便配達員に集荷してもらう。重さは2kg未満で、郵便受箱に入るサイズのものに限られる。通常の郵便料金のほかに、同サービスの利用料1.56ユーロが必要になる。
また、ノルウェー・ポストは、この新しい差出サービスを開始するとともに、2020年から郵便配達頻度を1日おきに減らし、1,500人規模の人員削減を行う計画を明らかにしている。