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物流ワールドニュース

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2018.05.30

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  • ドイツ

【ドイツ】ドイツポストDHL、電動配達車の生産プロジェクトを新部門として設置

ドイツポストDHLグループは2018年4月、自社製の配達用電動バン「ストリートスクーター(StreetScooter)」製造プロジェクトを新部門として独立させ、同プロジェクトのもとで生産する電動バンの商品化をさらに進めると発表した。
 新部門は、「コーポレート・インキュベーション(Corporate Incubations)」と名づけられ、「郵便・Eコマース・小包(Post- eCommerce-Parcel:PeP)」部門を率いていたユルゲン・ゲルデス氏をトップに据え、ストリートスクーター以外の新交通ソリューション、デジタルプラットフォーム、自動化などのプロジェクトも手がける。
 「PeP」部門は、ゲルデス氏の後任が決まるまで、フランク・アペルCEOが率いる。
(Deutsche Post 2018年4月4日等)
 
(ひと言)
 ドイツポストは当初、ネット通販の拡大による小包配達件数の増加を受け、都市部での排ガス抑制を目的として、ストリートスクーターを自社の営業用に開発した。しかし後に、生産台数を増やして、社外への販売を模索するようになった。
 最終的には市場で株式を売却することを検討しているともいわれている。