[HTML]
H1

物流ワールドニュース

コンテンツ

海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

お知らせカテゴリー表示
国名等選択
お知らせ年度表示
掲載年選択
お知らせ表示

2017.12.21

  • 物流ワールドニュース
  • ドイツ

【ドイツ】DHLパーセル、「パックステーション」のネットワーク拡大を計画

 ドイツポストDHLの小包事業部門であるDHLパーセルは11月6日、小包集配装置「パックステーション(Packstation)」のネットワークをドイツ国内外で、引き続き拡大する計画を発表した。
 DHLパーセルによれば、DHLパックステーションはドイツ国内の1,600以上の市町村に約3,400台(ロッカー数34万個)が設置され、利用登録者数は800万人以上にのぼり、ドイツの人口の90%が10分以内にいずれかのパックステーションに到達できるという。
 DHLパーセルは、今後も引き続きドイツ国内でパックステーションのネットワークを拡大する予定で、大都市などにパックステーションを追加導入するほか、従来型のパックステーションが設置できない場所に、より小型のパックステーションを導入することにしている。
 新しい小型パックステーションは、すでに5都市で稼働しており、2018年末までに数百台が全国に設置されることになっている。
※パックステーション:2002年に開始されたドイツポストDHLの無人小包自動受け渡しロッカー。事前登録が必要。
(dpdhl 2017年11月6日等)

(ひと言)
 DHLパーセルはドイツ国内だけでなく、オーストリアとオランダでもDHLパックステーションの導入を成功させており、現在、パックステーションと類似の装置約4,900台から成る欧州ネットワークを展開している。
 DHLパーセルは、パックステーションの数を増やすだけでなく、使いやすくする工夫もしている。例えば、新しい顧客カードでは、従来型のカードの磁気テープ(magnetic strip)のほか、パックステーションをもっと簡単に利用できるようにするバーコードもついている。