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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2017.11.28

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  • フランス

【フランス】ラ・ポスト、2018年の郵便料金値上げを発表

 ラ・ポストが、2018年に書状料金を平均4.7%、小包料金を平均1.5%値上げすると発表した。
新料金は監督機関であるARCEP(フランス電子通信郵便規制機関)の承認を得ており、来年1月1日から適用される。
 環境配慮型書状で非優先扱いの「グリーン書状(Lettre verte)」(個人の郵便物の60%を占める)は現行の0.73ユーロから0.80ユーロに、優先扱い(翌日配達)のプライオリティ書状は現行の0.85ユーロから0.95ユーロに、それぞれ値上げされる。これらの書状の切手をオンライン・サービスで印刷した場合は、0.03ユーロの割引が適用される。
 また、ラ・ポストは来年3月から個人向け書状用の「追跡シール」を導入する。このシールは1枚0.40ユーロで、顧客はこれを貼った書状を追跡することができる。
(La Poste 2017年10月20日等)

(ひと言)
 本来、2018年度のユニバーサルサービス料金にかかる値上げ率の上限は1.5%の余裕しかなかったが、ARCEPは9月に、このプライスキャップの見直しを行い、2018年の料金値上げ率の上限値を5%に引き上げることを発表した。そのため、ラ・ポストは、書状料金の値上げ幅を、当初の計画より拡大することが可能となった。