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物流ワールドニュース

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海外主要国及び国際機関等における物流・郵便事業に関する最新の情報を定期的にホームページに掲載していきます。

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2017.09.07

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【ニュージーランド】ニュージーランド・ポスト、「FastPost(優先扱い郵便)」を今年末で廃止

 ニュージーランド・ポストは、優先扱い郵便ネットワークの状況を見直した結果、「FastPost(優先扱い郵便)」サービスを今年末で廃止すると発表した。「Standard Post(普通郵便)」サービスは今回の変更の対象とならない。
見直しによると、「FastPost」を使って発送される郵便物は郵便物全体の1%しかなく、その取扱物数は昨年一年間で23%減少した。
 今後、顧客は優先扱い郵便の代わりに急送商品を利用することになる。法人客向けには今後、オークランド、ウェリントン、クライストチャーチの3都市の市内および都市間で、「FastPost」に代わる新しい優先扱い郵便サービスを開始するという。
(New Zealand Post 2017年8月16日等)

(ひと言)
 「FastPost」は全国で翌営業日配達を目標とするサービスで、中型封筒(2.30ニュージーランド・ドル)以上を対象とし、最大重量は500g。これに対して、「Standard Post」は中型封筒で1.00ニュージーランド・ドルと割安で、全国での送達日数目標を3営業日としている。
 来年から国際到着郵便物は普通郵便ネットワークで配達されるため、これらの郵便物のニュージーランドに到着後の送達日数は、最長3日に伸びることになる。国際差出郵便物についての変更はない。