物流ワールドニュース

　万国郵便連合（UPU）と国際郵便機構（IPC）は、協力関係を深めて世界の郵便セクターを発展させるための新しい協定を結んだと発表した。
　両組織は、技術的ソリューションに関してどのような相乗効果が得られるかを把握することと、市場調査とサステナビリティに関する協力を強化することとを計画している。
　新しい協定を通じて、UPUとIPCは、急速に変化し過酷さが増す環境で共通の関心事となっている問題に協力して取り組み、イノベーションと効率化を促すことにしている。
（UPU、IPC 2017年6月28日等）

（ひと言）
　UPUとIPCはこの協定を通じて、郵便サービスの全体的な品質・効率性・持続可能性を促進するための新しい共同活動を探ることにしている。両組織は今後、協力して技術的知識・専門性を共有する。
　今回の協定のもとで、UPUとIPCは「フォーラム」を設置して年2回会合を開き、協力の進捗をレビューする。このフォーラムは、共通課題における協力実現を担う5つの「専門家チーム」の監督も行う。