2017.07.03
【台湾】中華郵政、国内料金を8月より値上げ
中華郵政は、国内の郵便料金を8月1日から引き上げると発表した。
同社は、この値上げについて、ユニバーサルサービス確保を維持するため、サービスのコストを合理的に反映させたものとしている。
値上げ後の料金は、はがき5台湾ドル(旧料金2.5台湾ドル)、印刷物6台湾ドル(旧料金3.5台湾ドル)、書状8台湾ドル(旧料金5台湾ドル)、郵便書簡6台湾ドル(旧料金4台湾ドル)、小包12台湾ドル(旧料金10台湾ドル)など。
同社が値上げするのは、1991年7月以来、約26年ぶりとなる。なお、未使用の切手等は、不足分を補えば、引き続き使用可能。
(中華郵政 2017年6月23日等)
(ひと言)
中華郵政は、同時に無額面の国内書状基本料金切手と国内印刷物基本料金切手の2種類を発行する。
郵便事業の累積損失は60億~70億台湾ドルに達しており、これ以上損失を出せない状況という。中華郵政は国際郵便料金の引き上げも検討する方針で、将来的に値上げが予想される。