2017.06.12
【米国】UPS、チャットボットを「UPS My Choice」の選択肢に追加
UPSは、顧客に応対するチャットボットを同社の配達オプション管理サービス「UPS My Choice」の選択肢に追加した(※米国内の利用者のみ)。
これにより、顧客は追跡番号を入力しなくても、届けられる予定の荷物や配達済み荷物について情報を取得することが可能になる。
身元確認したユーザーを対象にチャットボットを使ったサービスを提供する米国配送業者は同社が初めてという。
同社は、チャットボットを昨年よりフェイスブックのメッセンジャー、スカイプ、Amazon.comのAlexaを通じて提供している。
このチャットボットは、UPS事業所の場所や発送料金、荷物の配達状況追跡といった情報を提供しているが、UPS My Choiceのメンバーは今後、より詳細な荷物の情報をこれまでよりも簡単に確認することが可能になる。同社は近い将来、UPS My Choiceのチャットボットができることをさらに増やしていく予定という。
(UPS 2017年5月16日等)
(ひと言)
チャットボットは人工知能(AI)を活用した「自動会話プログラム」。
「UPS My Choice」では、チャットボットはまず、利用者にログイン情報を尋ねて保存する。利用者は、「私の家に来る荷物はありますか?」「私の家に荷物が届いていますか?」などの質問をすれば、わかりやすい回答を受け取ることができる。